廃車買取にすると自動車重量税が戻っている
廃車買取にすると自動車重量税が戻っている
車を廃車にして買取にすると自動車重量税が戻ってきますが、これには条件があります。
対象になるのは車検の残存期間が1ヶ月以上あるときだけで、永久抹消登録のみが還付されて一時抹消だと自動車税だけが返金されます。
自動車重量税は、新車の登録した時と車検で次回の車検までの分を纏めて支払い、次回の車検期間が残っている時に廃車にすると税金の過払いになるので、その分を還付してもらえる制度です。
自動車リサイクル法が関係していて、この法律に基づいて適正に解体されてその上で永久抹消登録申請、解体届出と同時に還付の申請も行います。
有効期限の満了日まで1ヶ月以上あるなら還付金が発生するので請求可能ですが、対象となる期日は陸運局で抹消手続きを行った日または、取引報告を行った日で、遅い方の日の翌日が廃車された日となります。
また、申請してから約2ヶ月半で使用済自動車の最終所有者の住所を所轄する税務署から、指定された金融機関の口座へと着金されます。
自分でやれば無料でできる知っておきたい廃車の手続き
廃車の手続きは解体業者などの業者に依頼すると手数料などの費用がかかります。
自分でやれば料金は無料で、特別な資格や方法があるわけではないので簡単です。
行うにはまず車を解体します。
解体して手続きを実施するのが流れですが、実際は解体前に実施しても問題はありません。
解体の際には費用が発生しますが、これは一般の人ではできない作業で、費用はこの時だけです。
次に必要な書類を用意します。
書類には印鑑証明書、住民票、戸籍票、車検証や解体を実施した証明書などと実印を用意し、住んでいる地域を管轄する運輸支局に提出します。
運輸局にはナンバープレート返却の専用の窓口があり、まずここでプレートを返却し、所定の受付に必要書類を提出するだけで簡単ですが、書類が不足していたり不備があると再度訪れることになるのできちんと揃っているか確認して行くことが大切です。
その後は支払った自動車税が還付される場合があれば申請をして廃車となります。