廃車買取の手続きには印鑑証明書や住民票が必要
廃車買取の手続きには印鑑証明書や住民票が必要
廃車買取の手続きをする際には、買取業者に自動車の登録抹消の手続きを依頼することになるため、印鑑証明書と住民票が必要となります。
これは廃車手続きをする際に書類を陸運局に提出することになり、この書類の作成と提出を業者が代行することになるため、その手続きを行う際に必要となるためです。
住民票は陸運局に提出する書類で本人確認のために必要であり、印鑑証明書は業者に代行を依頼するための委任状の証明書類となります。
一般的に廃車買取を行う場合には、その業者に登録抹消を依頼しなければなりません。
これが行われないと車両登録が継続されてしまうことになり、自動車税が請求され続けることになるためです。
また、廃車買取の場合でもその後新たに登録を行い第三者が利用すると言うケースも少なくありません。
この場合にも一旦正式に登録抹消を行わないと、様々なトラブルが発生することになるため、これらの書類は必要であると認識しておくことが大切です。
陸運支局で行う廃車のための手続きの手順について
永久抹消および一時抹消登録に必要な書類を準備したら、陸運支局に赴いて手続きを行います。
地区によって異なりますが、基本的には平日の朝9時から夕方16時までが受付時間です。
陸運支局に着いたら、用紙販売所に行って抹消登録申請書および手数料納付書を入手しましょう。
この時に持参した車検証・解体証明書を参照しつつ、必要事項を記入します。
持参したナンバープレートを返却窓口にて返納して、手数料納付書に確認印を押印してもらいます。
これで書類は揃ったことになるので、事前に準備した書類とともに窓口に提出すれば登録作業は完了です。
永久抹消登録の場合については、廃車にした事実を証明するための登録事項等証明書の発行申請も必要です。
自賠責保険の解約の際に必須であり、発行までに1ヶ月ほどかかる点を覚えておいてください。
一時であれば、廃車の証明書はこの時点で受け取れます。
廃車手続きが終わった後は、自動車税の抹消申告も不可欠です。
同じ陸運局の敷地内の自動車税事務所で、申告書の入手と記入を済ませましょう。